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糖尿病外来って何をしているの?

内科 高澤です。外来で何をしているかと申しますと、今の血糖値はどれぐらいか?そしてここ数ヶ月の血糖コントロールはどうであったか、患者様といっしょに把握しております。誰しも美味しいものを食べたい時、旅行する時、悲しくて寂しくて口寂しくて何かを食べてしまう時、秋の味覚の到来で食べてしまう時、いろいろとありますね。自分が糖尿病専門医として重要だと思っている事は、患者様ご自身が心をどのように取らせているかなという事だと思っています。前のブログでも書きましたが、説教外来は100%しませんので、ご安心ください。

2016/09/30 (金) | 高澤 宏文

血糖値が改善する食品はなんですか!?

内科 高澤です。今回のタイトルの質問を患者様からされます。世の中には、血糖値の上昇を緩やかにする何とかという商品が多く売られていますね。結論から申します。それらの商品は、ある程度は、血糖値を改善する可能性はありますが、それらを食べたから、大丈夫であるというものはありません。商品の名前によっては、これを飲めばリセットさせるみたいなネーミングの商品もありますが注意が必要です。結局、従来の日本食を食べる事が一番、血糖コントロールには良いという事です。ただし、日本食の場合は、塩分そして炭水化物に少し注意すれば、最高のヘルシーフードだと思います。ちなみにアメリカで一般的に食べられている食事は、最高に美味ですが、最高に太ります。(笑)

2016/09/28 (水) | 高澤 宏文

薬を中断して、健康被害が生じた場合・・・

内科 高澤です。ほぼ毎週、いろいろな週刊誌に病院、医者そして薬を批判するような記事が出ています。それらの記事を読んでみたが、非常に偏った、間違った内容が記載されています。でも、文字にされると、それを読まれた患者様は不安になる。実際、内科外来に来ていただく患者様も中断されていました。外来で再度、薬の事について説明するが、一度、嫌だなと印象を持たされたら、その薬を飲みたくないのも十二分に理解できます。問題なのは、薬を中断されて、それによって健康被害が生じた場合、誰が責任を取ってくれるのでしょうか?実際、いろいろな地域で、薬を中断する事によって、健康被害が生じた患者様のお話を伺います。

2016/09/23 (金) | 高澤 宏文

糖尿病って何が怖いの(続編)

内科 高澤です。糖尿病を専門に多くの患者様を診させていただいて、色々な事を学びました。そして怖いと思った事もあります。これから書く事は、ある患者様の事です。糖尿病が発症し、全く自覚症状が無く、少し体がだるいな、足が腫れるなと自覚されて、病院に来られたら、血糖値が高く、そして腎臓も壊れていた・・・この時点で、糖尿病治療、血糖値を下げる治療は必須です。そして腎臓に関する治療は、薬物療法、食事療法は必須でした。しかし、しっかりそれぞれの治療をしっかりしても、どうしても腎臓が壊れていく患者様もおられます。その患者様も残念ながらそうでした。数年後、血液透析が必要になりました。患者様によっては、糖尿病に伴う合併症が進行しやすい方もおられます。やはり健康診断が重要であると痛感しました。

2016/09/18 (日) | 高澤 宏文

太る理由・・・第一弾

内科 高澤です。20歳のときから体重が何kg増えましたかというアンケート行ったところ、40%以上の方が15kg以上という結果が出ました。確かに自分もそうですね。(笑) そして次に太っている現状をどう変えたいですかとアンケートを行うと、59%の方が痩せたいけど実行できないという結果が出ました。継続しやすいダイエット方法を見つける、知る事が大事だと思います。ちなみに人生の最後の食事、何を食べたいですかとアンケートをすると、寿司、焼肉、ラーメン、ステーキ、カツカレー、ケーキ、うなぎ、白米とお答えいただきました。自分は何かと考えましたが、死ぬと分かっていて、食事はいいかなと思いました・・・

2016/09/16 (金) | 高澤 宏文

50歳までの筋肉量が重要!?(その4)

内科 高澤です。その4です。
4)栄養バランスの良い食事を 栄養不足にも注意です。
栄養の摂取過多(過食)は、肥満の原因になり、心臓病や脳卒中、糖尿病などを引き起こすと言われています。一方で、栄養不足も体調不良やさまざまな疾病の原因になるので注意する必要があります。年齢を重ねると、食事の量が少なくなり、あっさりしたものを好むようになります。そのため、食事に偏りが生じやすくなる。このような食生活を長く続けると、タンパク質やエネルギーが不足し、栄養不足になるリスクが高まる。エネルギー(糖質・脂質)も体を動かすエネルギーになるため、これらが不足すると体の不調が引き起こされやすくなります。また、果物や生野菜・肉類をあまり食べなくなると、ビタミンやミネラル類も不足しがちとなります。固いものや繊維質の多いものを食べるのが難しくなると、食物繊維が足りなくなることもあります。栄養の摂取の基本は、自分で食事を食べる事。栄養バランスの良い食事を食べることは、QOL(生活の質)を維持するためにも大切との事です。

2016/09/13 (火) | 高澤 宏文

50歳までの筋肉量が重要!?(その3)

内科 高澤です。その3です。
3)50歳を過ぎたら骨密度の低下を防ぐ対策が必要との事
骨密度は加齢に伴い減少し、その減少率は男性よりも女性のほうが大きいと言われています。特に女性の場合は30歳ごろにピークを迎えて骨密度が最大となり、以後は骨密度が徐々に減少し、50歳ごろから骨密度の減少は加速します。骨密度が低下すると、骨粗鬆症のリスクが高まる。骨粗鬆症は骨が脆くなって骨折しやすい状態です。骨粗鬆症で怖いのは、何かにぶつかったり、転んだりした拍子に骨折してしまう。腰椎や大腿骨の骨折によって、腰痛や寝たきりの原因になることもある。骨粗鬆症を予防するためには、カルシウムの摂取と日光浴に加えて、ウォーキングや筋力トレーニングなど骨に刺激が加わる運動を続ける事が重要です。

2016/09/13 (火) | 高澤 宏文

50歳までの筋肉量が重要!?(その2)

内科 高澤です。その2です。
2)最近、歩く速度が遅くなった」という人は要注意です。
30歳代以降にあまり運動をしないで過ごすと、歳を重ねてから筋肉が急激に減少する危険が指摘されている。高齢者の歩く速さと、10年後の生存率を調べた研究で、筋肉の量が多いほど長生きできる事も分かってきている。歩行速度が普通以上(毎秒1.4m以上)のグループと、遅い(秒速0.4m未満)グループとを比べると、10年生存率に3倍程度の開きがあるという。この結果は、歩くのが速い人、すなわち筋肉量が多い人ほど長生きできることを示唆されている。歩くのが遅い人も、運動や適切な食事などによって速く歩くことができるようになれば、生存率を伸ばすことが可能との事である。筋肉には、エネルギーを貯蔵する機能もある。糖の一部は、脂肪にも蓄えられるが、多くは筋肉にグリコーゲンとしてためられる。そのため、筋肉の量が減ると、糖をためられる場所が少なくなり、結果として血糖値が上昇しやすくなり、糖尿病のリスクが高まる。ウォーキングなどの運動をすると、糖や脂肪の利用が促され血糖値が低下する。

2016/09/13 (火) | 高澤 宏文

50歳までの筋肉量が重要!?(その1)

内科 高澤です。50歳までの筋肉量がその後の運動機能低下に関係するとの研究結果が出ました。じゃ、51歳以上の方で、運動していない人は、しなくても意味が無いのか?決してそんな事はありません。
運動は全ての年代の方に有効です。下記に運動の効果を書きます。
1)筋肉を増やして基礎代謝量を増やす
一般的に加齢に伴い基礎代謝量は低下する。その主な理由は、体脂肪を除いた筋肉や骨、内臓などの「除脂肪量」が低下する事である。この事は活動時のエネルギー代謝量の低下につながる。基礎代謝量の低下の原因は、骨格筋の量が減少することだ。骨格筋は骨に沿って付いている筋肉のことで、その収縮によって身体を支え動かしている。ウォーキングなどの運動を続ければ、骨格筋を増やすことができる。もうひとつの原因は、身体活動量の低下だ。身体活動を活発に行なうとエネルギー消費を高く維持し、筋肉量の減少を遅らせることができる。基礎代謝量は30歳を過ぎると加齢共に低下する。また筋肉と脂肪の比率も基礎代謝量に大きく影響する。運動不足が続くと、筋肉量が少なくなり基礎代謝が低下するため、減量がうまくできなくなる。ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、基礎代謝量を高められる。筋肉が増えれば基礎代謝量を増やせるので、肥満の改善には筋力トレーニングも勧められる。

2016/09/13 (火) | 高澤 宏文

運動不足による経済損失は年間7兆円・・・金額が大きすぎてよく分からない

内科 高澤です。運動不足がもたらす2013年の経済損失は、世界で約7兆円(675億ドル)だったとする調査結果、医学誌「ランセット」が特集したシリーズで発表された。7兆円はコスタリカの総国内総生産とほぼ同じ額だ。ちなみに小生、コスタリカがどこにあるか分かりませんでした。運動不足が要因で世界で毎年530万人が命を落としています。これは喫煙が原因で死亡する数とほぼ同じです。研究チームは、日本を含む142ヵ国についての経済情勢や人口データをもとに調査を行った。対象となった人口は世界全体の93%を含めている。運動不足に起因する疾患のうちの5つについて調査したところ、運動不足による2013年の損失額は、直接的な医療費が約5.6兆円(538億ドル)と、生産性の損失による損失額が約1.4兆円(137億ドル)に上ることが判明した。運動不足のもたらす医療費の負担は、公共の医療保健からの拠出が約3.2兆円(312億ドル)、民間の医療保険会社による支払いが約1.3兆円(129億ドル)、家計が直接負担した分が約1兆円(97億ドル)となっている。ただ、これらのデータは、冠動脈性心疾患や脳卒中、2型糖尿病、乳がん、結腸がんを対象としており、数字が過小評価されている可能性が高いという。このうち、2型糖尿病の直接的な医療費は全体の約70%にあたる約3.9兆円(376億ドル)に上り、もっとも医療費のかかっている疾患であることが明らかになった。長々と書きましたが、薬物治療、食事の治療も大事ですが、運動も大事ですよって事です。さあ、自分も走るぞ・・・(笑)

2016/09/12 (月) | 高澤 宏文

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