令和2年8月29日~30日、青森県の浅虫温泉で第二回スティミュレーションセラピー学術大会に参加してきました。今回は「基礎を知り、最先端を追う」をテーマに行われました。
昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、今学会は現地開催およびZoomを使用したweb開催という形式で行うこととなりました。
一般演題として、当院からは波田PTが「脳卒中片麻痺患者に対し上肢HAL単関節を用いた治療介入」、佐藤STが「経頭蓋的磁気刺激治療と言語聴覚療法の併用が書字能力の向上に繋がった失語症患者の一例」という演題で発表を行いました。
一般演題の他にも、29日の特別講演では畿央大学大学院健康科学研究科主任教授の森岡周先生が「病態メカニズムに基づいたリハビリテーション治療戦略」を、30日には聖マリアンナ医科大学リハビリテーション医学講座教授の佐々木信幸先生が「急性期脳卒中リハビリテーションにおける磁気刺激の役割」について、最新の情報を交えながら、大変興味深い話題をお話しして下さいました。その他にも著名な先生方の講演を聞く事が出来、とても貴重な経験になりました。
一日目終了後には懇親会が開かれました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ソーシャルディスタンスを保ち、積極的な交流は出来ませんでしたが、青森県の美味しいご飯を食べ、途中津軽三味線の演奏があるなど楽しい会になりました。
今回の学会を通して学んだことを今後の治療に取り入れ、患者様に還元できるよう頑張っていきます。
文責:福士 琢哉
山鼻 惠介
野崎 翔大