平成26年8月2日土曜日に行われた函館港祭りのワッショイ函館【十字街・松風コース】に今年も医療法人雄心会が参加し、リハビリテーション科のスタッフも多数参加いたしました。当日は晴天。絶好のいか踊り日和でした!!
いざ出発~!張り切って踊ります~!
休憩中です。みんなすでに汗だくでした。でもまだまだ盛り上がりますよ。
踊った後の打ち上げも最高でした!!参加した皆さんお疲れ様でした。また来年も頑張ります!!
文責:岡田 美智子
7月5日、札幌で北海道病院学会が行われ、当院より『慢性期上肢麻痺に対するTMSと作業療法の併用療法の取り組み』について発表致しました。この治療法は北海道では当院が初めてであり、まだ症例数は少ないですが、6割以上の患者様に効果的という結果が本研究で示唆されました。
そして大変喜ばしいことに、優秀賞を受賞致しました。本研究に協力して下さった東京慈恵会医科大学付属病院小林一成先生、高木聡先生には、この場をお借りして感謝申し上げます。また忙しい中、急性期チームの協力のおかげで学会へ参加することが出来ました。ありがとうございます。
今後は症例数を増やし更なる研究を深めていきたいと思っております。
文責:蓮田 純子
今回は、第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法士学会の参加報告をします。学会は6月18日から21日の4日間、横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。
下の写真が今回のポスターです。受付前に設置されていました。世界大会となると参加者がとても多く受付は長蛇の列。受付に1時間以上かかっている人もいました。
下の写真は会場の前で一緒に行った先輩達と撮りました。やはり関東の日差しは強く、まぶしかったです。
世界各国の作業療法士が一堂に会し、積極的な交流や意見交換が行われました。日本人の方も発表の際に全て英語で発表していたり、英語で書かれているポスターに対しても日本人が英語で質問していたりなど世界的な規模での学会の凄さを感じることが出来ました。各国で作業療法士の人数や教育体制、働いている職域などが様々でした。具体的には、自動車の運転試験場に勤めている作業療法士が、脳血管障害などで後遺症が残った人の運転の適性評価を行っていたり、各国で様々な評価バッテリーの有用性を研究されていたり、また、ある国では災害現場に作業療法士が出向き復興支援の中心となっていたりなど作業療法士の活躍の場が日本とは全く違う国もあるということを知りました。
口述発表やポスター発表では身体障害、発達障害、精神障害、老年期障害、研究、教育など様々なテーマがありました。自分は身体障害と研究と教育の3テーマに強い興味を持ち積極的に会場へ足を運びました。中でも片手でヨーグルトなどの蓋を開けられる自助具の紹介や脳梗塞後の自動車の運転に関する発表などが印象的でした。新しい視点や考え方が出来るようになりとても勉強になりました。
別会場では、各医療業者の商品説明などを行っていました。片手でも押せる歩行器や自動車運転のシュミレーターなど体験することが出来ました。
基調講演ではノーベル文学賞を受賞された作家の大江健三郎さんの貴重なお話を聞くことが出来ました。自分自身と御家族、作業療法士との関わりをユーモアに交えて話してくださり、外国人の方も大笑いしていました。
他にも気になるテーマがいっぱいあり、4日間の学会でしたが、非常に短く感じました。OT人生に非常に有意義になるものでした。これからも積極的に学会などの勉強会に参加していこうと思います。
文責:福井 郁