ごあいさつ
当院理学療法科は、①脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経疾患、②骨折、変形などの整形外科疾患、③心筋梗塞・狭心症などの心疾患、④肺炎・肺気腫などの呼吸器疾患を対象に作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)と協同してリハビリテーションを行っております。
スタッフ構成
理学療法士(PT) 32名(2020年4月)
主な認定資格
認定理学療法士(管理1名、運動器1名、脳卒中2名、呼吸2名)、ケアマネージャー1名、3学会呼吸療法認定士5名
応急手当普及員2名、転倒予防指導士1名
超急性期から外来リハビリまで
当院は超急性期から外来まで幅広くリハビリテーションを提供しています。また、365日体制を導入していますので患者さまは毎日リハビリを受けることが可能です。
理学療法部門の特色
スポーツ外来リハビリテーション
スポーツ整形外科で著名な筒井廣明医師が来院してスポーツ外来診察と、必要に応じてリハビリオーダーを行います。手や肘、肩関節に障害を持った患者さまを対象に医師と共に理学療法士がメディカルチェック・動作指導を行う体制をとっています。対象は小学生から社会人まで幅広く一人一人に即した訓練・指導を行っております。
ロボットスーツHAL、ウォークエイドなどの併用療法
【ロボットスーツHAL】
人が体を動かそうとすると、その運動意思に従って脳から神経を通じて筋肉に信号が伝わり、その際、微弱な「生体電位信号」が体表に漏れ出してきます。HAL®は、装着者の「生体電位信号」を皮膚に貼ったセンサーで検出し、意思に従った動作を実現します。当科では、主に片麻痺患者さまに使用し上肢や下肢に使用し、日常生活に反映出来る様に治療を行っております。
【ウォークエイド】
歩行に合わせて神経を電気刺激することで足の動きを補助する事で歩行をサポートします。
著明な医師によるリハビリテーション診察
リハビリテーション科医師(毎週土曜日輪番で診察を行っております。)
・小林一成教授(東京慈恵医科大学リハビリテーション医学講座)
・中村 健主任教授(横浜市立大学リハビリテーション科学教室)
・西村行秀教授(岩手医科大学リハビリテーション医学講座)
スポーツ整形外科医師(月1回金曜日午後~土曜日午前)
・筒井廣明客員教授(昭和大学医学部整形外科講座、NPO法人スポーツ・健康・医科学各アカデミー(MeSSH)理事長)