厚生労働大臣が定める掲載事項等について

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている医療機関です。

1.入院基本料について

2病棟・4病棟
(急性期一般入院料2)

1日に入院患者10人に対して1人以上の看護職員を配置しております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。なお、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては病棟に掲示しておりますのでご参照ください。

3病棟
(回復期リハビリテーション病棟入院料1)

当院の3病棟は専任の医師が1名以上、専従の理学療法士3名以上、作業療法士2名以上、言語聴覚士1名以上及び在宅復帰支援を担当する専従の社会福祉が1名以上常時配置しております。また、1日の入院患者13人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては院内に掲示しておりますのでご参照ください。

ハイケアユニット入院医療管理料
(HCU:高度治療室)

当院の高度治療室は専任の医師が常時勤務し、1日に入院患者様4人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては院内に掲示しておりますのでご参照ください。

2.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制

当院では、入院の際に医師をはじめとして関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。

3.意思決定支援について

当院では、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、適切な意思決定支援に関する支援を定めております。

・適切な意思決定支援に関する指針

4.身体拘束の最小化の取り組み

当院では、多職種による身体拘束最小化チームを設置し、患者様又は他の患者様の生命または身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束を最小限にす取り組みを行っております。

・身体拘束最小化のための指針

5.DPC対象病院について
(2024年10月1日現在)

当院は入院医療費の算定に当たり、平成20年4月より、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定するDPC対象病院となっております。

  • 基礎係数 1.0451 + 機能評価係数I 0.2719 + 機能評価係数Ⅱ 0.0717 + 救急補正係数 0.0311

6.明細書発行体制について

医療の透明化や患者様への情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担が無い方についても、明細書を発行しております。当院職員までご相談下さい。
明細書は、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものです。その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望をされない方は、会計窓口にてその旨お申し出てください。

7.北海道厚生局への届け出

当院は北海道厚生局に以下の届け出を行っております。

(1)入院時食事療養費

(1)を算定すべき食事療養の基準にかかる届け出を行っております。

当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っております。療養のための食事は、管理栄養士の管理のもとで適時(朝食 午前8時、昼食 午後0時、夕食 午後6時)常温で提供しております。

入院中の食事についてご負担していただく金額は次のとおりです。(尚、この負担額は高額療養制度の対象にはなりません。)

①一般 1食490円
②市町村民税非課税世帯に属する方 1食230円
③②かつ、過去1年間の入院日数が90日を超えている場合 1食180円
④市町村民税非課税世帯に属する方で、老齢福祉年金を受給している方 1食110円

(2)基本診療の施設基準に係る届け出

施設基準届出一覧
(令和6年10月1日現在)

基本診療料

  • 一般病棟入院基本料(急性期一般入院料2)
  • 救急医療管理加算
  • 超急性期脳卒中加算
  • 診療録管理体制加算2
  • 医師事務作業補助体制加算2(15対1)
  • 急性期看護補助体制加算
    • 25対1看護補助者5割以上
    • 夜間50対1急性期看護補助体制加算
  • 看護職員夜間配置加算(16対1)
  • 療養環境加算
  • 医療安全対策加算1
  • 感染対策向上加算2
  • 患者サポート体制充実加算
  • 重症患者初期支援充実加算
  • 後発医薬品使用体制加算2
  • データ提出加算2・4
  • 入退院支援加算1
  • 認知症ケア加算1
  • 臨床研修病院 入院診療加算(協力型臨床研修病院)
  • リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算
  • せん妄ハイリスク患者ケア加算
  • ハイケアユニット入院医療管理料1(8床)
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1(50床)
  • 初診料(歯科)の注1に掲げる基準
  • 歯科外来診療医療安全対策加算1
  • 歯科外来診療感染対策加算1

(3)特掲診療料の施設基準に係る届け出

施設基準届出一覧
(令和6年10月1日現在)

特掲診療料・その他

  • 夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算
  • 外来リハビリテーション診療料2
  • 生活習慣病管理料Ⅱ
  • がん治療連携指導料
  • 薬剤管理指導料
  • 医療機器安全管理料1
  • 検体検査管理加算(Ⅰ)
  • 検体検査管理加算(Ⅱ)
  • 植込み型心電図検査
  • 時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト
  • ヘッドアップティルト試験
  • 遠隔脳波診断
  • 小児食物アレルギー負荷検査
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 人工腎臓
  • 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
  • 椎間板内酸素注入療法
  • 緊急穿頭血腫除去術
  • 脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交感術
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交感術(リードレスペースメーカー)
  • 大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 麻酔管理料(1)
  • 看護職員処遇改善評価料47
  • 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 入院ベースアップ評価料63
  • 歯科治療時医学管理料
  • CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
  • 歯周組織再生誘導手術
  • クラウン・ブリッジ維持管理料
  • 歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 入院時食事療養/生活療養(Ⅰ)
  • 酸素の購入単価

8.保険外負担に関する事項について

(1)保険外負担に関する項目

①文書料

領収証明書(概ね期間1年毎) 550円/1通
各証明書(簡単なもの) 1,100円/1通
普通診断書(当院定型書式) 2,200円/1通
特定疾患臨床調査個人票 3,300円/1通
障害認定申請用診断書 3,300円/1通
入院通院証明書・診断書 5,500円/1通
障害年金診断書 5,500円/1通
その他診断書・証明書 330円~55,000円/1通

②日常生活等

テレビ 220円/1日
冷蔵庫 220円/1日
テレビと冷蔵庫のセット 330円/1日
  • 当院では、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収はしておりません。
  • 特殊な文書など、上記に記載がない項目につきましては、受付での段階で説明を致します。受付窓口までお問い合わせください。

(2)保険外併用療養費に関する項目(選定療養)

①個室料金

2病棟
部屋番号 床数 金額(税込) 設置等
201号室 2人 1,100円
205号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
206号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
207号室 1人 2,200円 洗面台
208号室 1人 2,200円 洗面台
210号室 1人 7,700円 ユニットバス
211号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
216号室 1人 2,200円 洗面台
217号室 1人 2,200円 洗面台
3病棟
部屋番号 床数 金額(税込) 設置等
301号室 2人 1,100円
305号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
306号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
307号室 1人 2,200円 洗面台
308号室 1人 2,200円 洗面台
310号室 1人 2,200円 洗面台
311号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
316号室 1人 2,200円 洗面台
317号室 1人 2,200円 洗面台
4病棟
部屋番号 床数 金額(税込) 設置等
401号室 2人 1,100円
405号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
406号室 1人 3,300円 トイレ・シャワー
407号室 1人 2,200円 洗面台
408号室 1人 2,200円 洗面台
310号室 1人 2,200円 洗面台
421号室 1人 16,500円 ユニットバス・キッチン
422号室 1人 16,500円 ユニットバス・キッチン

②180日を超える入院

入院期間が180を超える入院について、入院医療の必要性が低い患者様の事情により長期にわたり入院する場合、180日を超えた以後、下記費用が必要になります。

2・4病棟 2,713円/1日
3病棟 1,010円/1日

③医科点数に規定する回数を超えて受けた療養

脳血管疾患等リハビリテーション 2,695円/1日
運動器疾患等リハビリテーション 2,035円/1日
廃用症候群リハビリテーション 1,980円/1日

④金属床における総義歯の提供

コバルトクロム合金製(上顎) 165,000円/1床
コバルトクロム合金製(下顎) 165,000円/1床
チタン合金製(上顎) 220,000円/1床
チタン合金製(下顎) 220,000円/1床

9.後発医薬品

当院では、後発医薬品を積極的に採用しております。医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整えております。もし、医薬品の供給不足によって投与する薬剤が変更になる可能性があった際には、患者様にご説明いたします。ご不明な点がありましたら、主治医又は薬剤師にご相談してください。

10.一般名処法加算について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しております。現在、一部の医薬品についても十分な供給が難しい状況が続いております。当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するものではなく、薬剤の成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。保険薬局は製薬会社、先発品、後発品に関わらず柔軟に調剤が行うことができ、薬物治療を滞りなく行うことができます。「一般名処方」について何かご不明な点がありましたら当院職員までご相談ください。

一般名処方とは

お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。

11.病院勤務医の負担軽減
及び処遇改善について

当院では病院勤務医の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取組みを行っています。

医師の労働時間短縮にむけた取り組み

  • 地域の医療機関との連携
  • 連続当直を行わない勤務体制
  • 当直翌日の業務の負担軽減
  • ICT化を用いた診療補助(遠隔読影、AI補助等)

他の医療従事者との役割分担

  • 薬剤師による服薬指導
  • 医師事務作業補助者による書類の作成代行
  • クリティカルパスの促進

12.看護職員の負担軽減
及び処遇改善について

当院では、看護職員の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取組みを行っています。

  • 看護師と他職種との業務分担
  • 看護補助者の配置(夜間の配置)
  • 夜間における看護業務の負担軽減
  • 一定時間以上の勤務間隔の確保
  • 連続夜勤業務を行わない勤務体制
  • ICT化を用いた負担軽減(イントラネットの整備・翻訳機等)
  • 夜勤後の暦日の休日の確保
  • 夜勤時に仮眠を含む休憩時間の確保

医科点数表
第2章第10部手術の通則の5及び6
(令和5年1月~令和5年12月手術実績)

区分1

手術名 件数
ア 頭蓋内腫瘤摘出術等
頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 10
内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術
(下垂体腫瘍)
4
脳動脈瘤頸部クリッピング
( 1箇所)
10
脳動脈瘤頸部クリッピング
( 2箇所以上)
2

区分2

手術名 件数
ア 靭帯断裂形成手術等 関節鏡下関節授動術(肩) 3
イ 水頭症手術等 水頭症手術(シャント手術) 1
脳血管内手術( 1箇所) 38
脳血管内手術(脳血管内ステントを用いるもの) 15
経皮的脳血管形成術 8

その他の区分

手術名 件数
ア 人工関節置換術 人工関節置換術(肩) 20
ウ ペースメーカー移植術 及び
ペースメーカー交感術
ペースメーカー移植術(経静脈電極) 6
ペースメーカー交換術 10
オ 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術
及び経皮的冠動脈ステント留置術
経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 6
経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 2
経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 7

下記の手術の実績はございません

区分1

イ 黄斑下手術等

ウ 鼓室形成手術等

エ 肺悪性腫瘍手術等

オ 経皮的カテーテル心筋焼灼術

区分2

ウ 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等

エ 尿道形成手術等

オ 角膜移植術

カ 肝切除術等

キ 子宮附属器悪性腫瘍手術等

区分3

ア 上顎骨形成術等

イ 上顎骨悪性腫瘍手術等

ウ バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉)

エ 母指化手術等

オ 内反足手術等

カ 食道切除再建等

キ 同種腎移植術等

区分4 胸腔鏡または腹腔鏡を用いる手術
その他の区分 イ 乳児外科対象施設基準対象手術

エ 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む)及び体外循環を要する手術

オ 経皮的冠動脈粥腫切除術