当院は脳神経疾患の中でも、血管内治療に力をいれております。
職種 | 医師 |
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入職年 | 2021年 |
勤務施設 | 函館新都市病院 |
雄心会を選んだ理由を教えてください。
当院は脳神経疾患の中でも、血管内治療に力をいれております。脳神経内科のサブスペシャリティーとして血管内治療に従事している私にとって、この上ない修練の機会を与えていただけるため、当院を希望し現在まで赴任しております。
職場の雰囲気を教えてください。
当院の脳神経内科の常勤医師は私1人ですが、看護師を始めとしたスタッフには他の医師と同様に分け隔てなく接していただいており、孤独感を感じることはあまりありません。 病院の規模としては大きい分類には入らず、総合病院と比較して各科・各部門との垣根が低い印象を持っています。
施設の魅力を教えてください。
先ほどにも述べましたが、当院は血管内治療に力をいれております。脳卒中の超急性期治療に携わることができるほか、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻など比較的珍しい疾患も集まってきます。当然最初から一人で治療ができる疾患ではありませんため、まずは実際に診ること知ること学ぶことが重要で、それが経験できます。
今までで一番印象に残ったエピソードを教えてください。
良い意味で印象に残ったエピソードとしては、超急性期脳梗塞に対する血栓回収術を施行した患者さんの経過です。速やかに完全再開通を得て、後遺症なく自宅退院しました。現在も外来にお元気に通院されております。
患者に伝えたいメッセージ
脳卒中診療では”Time is brain.”というセリフがあります。聞きなれない言葉だと思いますが、”Time is money.”を参考とした格言で、その意味は、脳卒中になったときはできるだけ早く治療するのが重要であることを表現した言い回しです。脱力、呂律が回らないなどの症状が出た場合は様子を見ても治りません。速やかに来院をお願いします。
入職を考えている皆様にメッセージ
オランダの画家であるゴッホの名言で、『何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう(Your life would be very empty if you had nothing to regret.)』というセリフがあります。入職してもしなくても、後悔はつきものです。 それならば入職しない後悔よりも、入職して後悔する方が良いと思いませんか? (私の場合は脳神経内科として脳卒中を選択することが、これに当たりました) 入職する後悔を選び、人生の掛け算となる糧が得られるよう行動することに価値があると思います。